飛び込み営業マン 営業は科学できない、テリトリーで闘争あるのみ!

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セ-ルスマンシップ

OK!工事くん 今日も飛び込みセールスマンのお話しです。

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飛び込み営業マン 営業は科学できない、テリトリーで闘争あるのみ!

WEBサイトの中には飛び込み営業は科学だと説きビジネスを展開しているセミナーがあります。

まったく否定はしません。

私の時代にそういう研修があったら是非とも受講したかったと思います。

私もTEXTBOOK OF SALESMANSHIP(日本語訳 柳平 彬)

営業マンとしてこの本を心のバイブルにしています。

若い時はセ-ルス本、マネジメント本からランチェスター戦略などの本も好きで読み漁りました。

しかし、ひとたびテリトリーに入るとそんな理論は木端微塵に

砕かれてしまう思いしかありませんでした。

営業を科学する講師陣たちは本当に訪問販売を長年経験をして

実績を積み上げてきたのでしょうか?

そのことがまず疑問です。

テリトリーに入ると現実の壁は牙を研ぎ澄まして待っています。

私はその現実の中で、何人、何十人、何百人という社員が離脱していく姿を見ました。

辞めていく理由は様々あります。

飛び込み営業を行うこと自体がブラック企業と言われればそうでしょう。

目の前に広がる新興住宅街を目にして足が立ちすくみ

この家並みを征服できるのかと自分に襲い掛かるプレッシャーから逃げたくもなりました。

大きな門構えの屋敷の前に立った時は、常に現実の自虐感を感じさせられていました。

猛吹雪の日、台風の日、真夏の炎天下の日も汗をびっしょりかきながらの行う営業を行っていました。

特にクリスマスイブの日の飛び込み営業は孤独感で一杯になります。

雨上がりの夜、冬の夜、全ての夜間訪問は慣れる事はない恐怖でした。

こういう体験をしていると現実は営業を科学できないのです。

どれだけ身につけたテクニックも理論も厳しい現実の前では役にはたちませんでした。

飛び込み営業マンは辛い仕事である事には間違いはありません。

この仕事をやろうと決めてから自分との闘いの日々が始まりそれは闘争の日々でした。

現実から目をそむけ逃げたくなる弱い自分との葛藤の日々です。

飛び込み営業は自営業者よりは楽な仕事です。

そんな弱い私はいつもこう考える事にしていました。

飛び込み営業に耐えていた私ですが、私はそんなに不幸な男?  孤独な男かと?

本当に飛び込み営業マンの世界は厳しいのかと自問自答します。

もっと厳しい世界は世の中に溢れるぐらいあるのではないか?

お前の考えている辛さや厳しさはただのお前自身に対する甘えだろう。

もっと厳しい世界で戦っている人達がいる事を

知るべきだと自分に言い聞かせていました。

例えば銀行借入資金でビジネスを始める自営業者です。

借入資金を投資して飲食店なり経営をしてみれば分かると思います。

(2018年度飲食店の倒産、休廃業、解散件数は1180件というデ-タがあります。)

売上、人件費、固定費、税金、運転資金、に悩みながらお客様が来ないと借金が膨らんでいきます。

軌道に伸るか反るか、負け組になれば全てを失うかもしれません。

そう考えればどれだけ飛び込み営業マンは恵まれて楽な仕事であるかと思います。

お客が来ないからこちらからお迎えにいくお仕事です。

負けても最低給与は頂けます。

最悪クビになっても全て失う事もありません。

転職で話は片付ける事ができます。

契約がとれないで悩む話は小さい事なんです。

ノルマも小さい話しです。  達成しなくても大丈夫です。

営業を科学するセミナーにお金を払って参加する必要もありません。

大事な事は、誰の為に働くのか目的意識をもう一度確認する事です。

会社のイメージが立派で安定を求めて入社した人、

福利厚生も賞与も期待していたかと思います。

でも現実は上手くいかないですよね。

そういう安定志向を希望し会社に入社をして飛び込み営業をしている人は、

大半思うように契約はあがりません。

もう一度自分の気持ちをリセットしてみる必要があります。

飛び込み営業を展開している会社はあなたを守ってくれる事はありません。

だからといって会社批判を始めても問題解決には程遠くなります。

売れない営業マンがブラックだとかなんとか

愚痴を吐いても仕事が前に動くことはないのです。

私は飛び込み営業の会社はブラックでもいいと思っています。

販売する商品が正しく自信の持てる商品であれば、

結果に対してのコミッション還元率が高ければOKです。

飛び込み営業ができる環境さえしっかり整えてくれれば

会社の役割が果たせていると思います。

額に汗して頑張った結果に応えてくれれば長時間でも働けます。

誰の為の仕事、会社?  違います。それは自分の為の仕事だからです。

飛び込み営業の心理は簡単。

稼げると仕事が面白しろいのです。

そして人生は長いようで短いのです。

今ここで長時間労働で働いてもあなたに確固たる将来の目的意識があれば問題は解決されます。

私は優秀な飛び込み営業マンが企業を立ち上げていく姿を何人も目撃をしています。

そういう男達は飛び込み営業の仕事は誰の為に行っている仕事かハッキリしていました。

働く動機付けを各自もっているし自分を大事にしているからビジョンをもっています。

成約も上がるし、雇用している会社も喜びます。

誰の為にこの会社で飛び込み営業をしているのか問い直ししてみてください。

たとえ長時間労働になったとしてもあなたの思考次第で問題は解決します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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