OK!工事くん 今日はちょっと気になるお話しです。
かんぽ生命保険のル-ル無き営業活動。
いつの日から、日本はこんな倫理観のない国になってしまったのでしょうか?
かんぽ生命保険の契約高を上げたい、社員は歩合の手当を獲得したい。
目標達成する為に、手段を選ばないという手法が世間から批判されています。
新聞記事に掲載されている、新規保険契約2年以降のキャンセルが多発している要因は、
ノルマの達成と歩合を確保したいという思惑が蔓延し
お客様に不利益となる契約が多発しているとのお話です。
そのお客様の中には高齢者の方々がたくさんいます。
かんぽ生命保険の営業マンが郵便局の顧客情報を片手に
アプローチアウトのない恵まれた環境での営業活動。
信頼し今まで郵便局とお取引をしていただいている
高齢者に弱者販売をしていた実態と言われても仕方がありません。
何故? このような詐欺まがいの企業が日本に蔓延しているのでしょうか?
そう思いたくはありませんが、 まったくやっている事は
オレオレ詐欺、悪質リフォームの営業マンと同じ感覚です。
お客様に対し信頼を裏切るような行為は断じて許されるものではありません。
目標達成の為には手段を選ばないのでしょうか、それが正義なのでしょうか?
企業の販売に対する行為、個人の営業マンとしての行為も、全てsalesmanshipが問われています。
販売活動にはル-ルがあり、絶対に侵してはいけない事があります。
人を騙してまで自分達の食い扶持を稼ぎたい。
人を不幸にしてまで自分達の繁栄や生活を築きたい。
このような営業活動はsalesmanshipの精神から外れます。
セ-ルスマンは販売プロセスに責任を持たねばなりません。
セ-ルスマンは正々堂々と戦う勇気を持たねばなりません。
セ-ルスマンは汚く稼いだ金で家族を養ってはなりません。
そういうプロセスを得て人格が形成されていきます。
企業はそういう倫理感(salesmanshipの精神)のもとで、社員を戦力化させることが大切です。
大きな看板を背負って顧客情報を持ち、素晴らしい商品ももっている訳ですから
salesmanship精神が宿れば売上達成は必ずできます。
それが残念です……。
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