OK!工事くん 今日も飛び込みセールスマンのお話しです。
飛び込み営業マン 仕事のやりがいはお金?。
大晦日の日は誰と一緒に過ごしたいですか?
誰だって家族があれば家族と年を越したいですよね。
それが心情です。
でも世の中にはそれができない人もたくさんいます。
私もそうでした。
私が転職をした販売会社はそれが許される事はありませんでした。
勤務した販売会社の仕事納めは毎年12/29のお昼までとなっていました。
その日のうちに東京から家族のいる和歌山に帰ります。
翌日は1年間働き詰めの日々を過ごしていたので自宅に帰ると緊張感から解放されて疲れが一気に襲ってきます。
1日中死んだように眠ってしまいます。
翌朝の12月31日はその疲れ切った身体を起こして大分の社長宅へお伺いする事になります。
全国の管理職が集り仕事納めの懇親会があります。
大晦日の恒例行事となっており絶対欠席できない懇親会です。
よっぽどの理由がない限り全員が参加します。
もし無断欠席でもあれば即解雇というわけです。
管理者は1年間全員ハ-ドな仕事をこなしています。
大晦日の日ぐらいは自宅で家族と過ごしたいというのが正直なところです。
が、しかしこの会社は男の鉄則で結ばれている会社でした。
それを許す事はありません。
日本一の販売軍団は中途半端な組織では成り立たないのです。
販売するエネルギ-の根底に常に強い絆を求められていました。
身も心も捧げ切って戦っていたという事です。
夕方から酒盛りは始まり11時頃になると手配された貸し切りのバスに乗り高塚地蔵に初詣にでにいきます。(高塚地蔵は大分県日田市天ヶ瀬にあります。)
社長を筆頭に管理職全員で初詣に行くというのが
毎年恒例の行事になっていました。
初詣でから帰り朝方5時頃社長の自宅に戻り
奥様の作った雑煮をいただいて解散となります。
この恒例行事に15年間毎年参加していました。
その期間いろいろエピソードがあるのですが、
私が41か42才の年だったかと思います。
この懇親会の席で社長から何気なく私と安井君の話しがでました。
たぶんよく頑張ったということだったと思います。
いきなり紙袋を貰いました。
貰ったのは二人。 はてな? 何だろうと思い。
紙袋の中を覗いて仰天した事を今でも覚えています。
紙袋の中はテープで巻かれた1000万円! が入っていました。
どう表現していいかわからずじまいに感謝の言葉を述べて、
紙袋をカバンの中に放り込みました。
酔っぱらった勢いと興奮を抑えきれない身体で熱くなりました。
懇親会を終えてクタクタになりながら和歌山に戻ったことを覚えています。
新年早々女房に手渡しをすると戸惑いながらも
嬉しそうに新年を迎えた事がありました。
女房はたとえ3万円の報酬金でも同じように喜んだと思います。
家族の幸せ、女房の嬉しそうな顔を見るたびに
若い時、お金に走っていた自分がいました。
これだけの重労働に耐えられるのもやはり金か……。
男はやはり稼がないといけないとバカみたいにそう信じている自分がいました。
若い頃の私は残念ながらモチベーションはお金でした。
綺麗ごと言わなければ、実は今もそうです。
しかし体力と気力が、もうついていけません……

